婚活を始める前に(よくあるエピソード女子編)

      2016/04/25

次に、女性にありがちな、婚活を始める理由です。女性の方が、かなり細分化されるので、とりわけ多いものだけをまずはピックアップしますね。

①専業主婦になりたい

こんなご時世ですから、働いている女性がもはや一般的です。でも、親世代は専業主婦という人たちが多いのも、今の婚活女子に多い特徴です。厳しい労働環境の中で、一生懸命働くもなかなか給料は上がらない、ぶっちゃけ仕事を辞めたい、でも仕事を辞めたら収入が無くなってしまうから養ってほしい、と。自身の母親がそうだったというロールモデルがありますから、安易とは言いません。でも、「逃げ」の結婚は、やはり活動がうまくいっている様子をあまり見ません。なぜなら“自分が”楽になりたい、“自分が”幸せになりたい、なので、このケースも希望のパートナーの「顔」が見えないのが特徴です。

②自分以上に稼いでいないと嫌

これは、もしかしたら大都市限定で多いのかもしれませんが、本当に増えています。経済的に自立していて、男性以上に稼いでいて、いわゆるバリキャリの女性。毎日が充実していて、職場ではお姉さん的な立場。でも後輩たちが次々結婚してゆくのを見ると、実は内心すごく焦っている、と。真面目で頑張り屋、だからなんでもできる!という印象を背負っているケースが多いです。そのため、恋愛相談なんかは“弱みを見せる”ようでできない、最後の砦と断言して結婚相談所にいらっしゃいます。

「自分より稼いでいる相手じゃないと相手が委縮してしまいそう」とか、「自分より稼いでいないなんてありえない」という場合も。私は「武装女子」と呼んでいますが、そんな張りつめた女性には、まず鎧を脱いでもらうところからスタートです。優秀な女性は年収で1,000万円以上の人も珍しくありません。ですが今のご時世、日本人の会社員の平均年収は500万円弱です。現実と向き合うことは、プライドが許せなくて辛い、そんなこともよくあるのです。

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